海外在住者の日本に一時帰国時の楽しみといったら、まず思い浮かべるのが、日本での食事!
勿論、家族や友人達との久々の再会や、日本でしか手にはいらない物等のお買い物、美容室や歯医者等のメンテナンスも楽しみではありますが、
滞在期間の限られた食事の機会で後悔なく、海外生活で食べられなかった料理をお店で食べたい。
そして食いしん坊(食い意地がはってるともいう)の私としましては、美味しい物に溢れている日本への一時帰国、食事にかなりの熱量が注がれます。
楽しみすぎる…♡
先日初めての一時帰国を果たす食いしん坊夫婦は、事前に行きたいお店リストを作成共有し、入念な作戦会議をして本番に挑みました(異様な熱量)。
そんな練りに練って、実際に足を運んだお店を今回紹介します。
これは一時帰国だからだけではなく、主に渡航前から好きだったお店で、本帰国した後も通うのは確定のお店。
絶対行くお店 食事編
1.竹葉亭 本店(鰻)
個人的に、一時帰国したら絶対食べたい!いや、食べる物No.1。
物心ついた頃から、好物といえば鰻!(最初に覚えたスペイン語も鰻というやばさ。)
スペインでも寿司レストランで鰻の握りを頼むも、別物として美味しい。
けど、求めている鰻では無い。
一番好きな食べ物は鰻!
そんなこんなで、鰻に想いを馳せ約2年。
もう鰻だったらなんでも美味しい(単に味がわかっていないという説あり。)ですが、
今回友人に連れて行ってもらったお店がたまりませんでした!
うな丼や白焼きがふわふわ柔らかくて、一口一口を味わって頂きました。
うな丼はあっさりとした味付けで、ご飯の量も多すぎず丁度良いので、白焼きも追加してシェアして食べ比べるのをおすすめします。
美味しいのはもちろんのこと、お店の外観や内装もザ・日本で、目がハートに。
1階の奥には、お庭があり素敵な空間でした。
(書いてる間に既に食べたい、恋しい…)
2.かねます(海鮮)
このお店は夫婦賛同一致で行きたかったお店。
海鮮が安くて美味しい。立ち飲みだけどそれもまた良い。
その日の仕入状況によってメニューが変わるのもまた楽しみ。
ただ割と並ぶし、行くのが遅くなると中には売り切れるお料理もあります。
早めにお店に行くことが大事で、会社員時代は中々行くことが難しかったです。
スペインでは割と新鮮な海鮮も食べれはしますが、日本程豊富に種類も無く、そんなに安くもありません。
折角だったら日本の新鮮なお魚を日本の調理方法で美味しく完成したお料理を食べたい。
真っ先に浮かんだのが、このかねますです。
久々のかねますはというと、その前の予定で既に満腹だったのにも関わらず、
変わらない美味しさでした(感動)
平日17時頃に行った時にはすぐ店内に入れたものの、やはりいくつか売り切れのものがありました。
今度は空腹時に是非とも行きたい!(作戦ミス)
3.くり家(とんかつ)
とんかつは中々自宅で揚げないし、したとしてもこれだ!と納得できる揚げ具合にできない。
美味しいと聞いたお店はいくつか行ってみましたが、ここのとんかつは今まで食べた中で群を抜いて美味しいお店。
店主お1人で切り盛りしていて、口コミで色々賛否両論あるお店ではあります。
店内撮影禁止のためお料理の写真はありませんが、お塩で食べてもソースで食べても美味しい!
最後には杏仁豆腐とお茶が出てきます。
今回約2年ぶりに食べたここのとんかつ。
年齢を重ねたのか、はたまた量がしっかりあるためか、前には感じなかったヘビーさを感じました。
それでも美味しいし、また食べたい。
4.にし乃(ラーメン)
ラーメンって美味しい。美味しいんだけど、食べ終わるとなんだか胸焼けしてしまうんです。
ただ、ここのラーメンは違いました。
すっきりとしていて澄んだ上品なスープです。毎回思うのは、スープがキラキラして見える。
ミシュランのビブグルマンに毎年のように紹介されているお店です。
ここで必ず頼むのは、山椒そば!
元々すっきりとしたラーメンだけど、山椒がぴりっと効いていて更にすっきりとした味わいで、
病みつきになりました。
前は仕事終わりに1人でも駆け込んでました。
5.遊心(焼肉)
焼肉が食べたい。そして一時帰国した時はこのお店の焼肉が食べたい。
ブレない気持ちで、スペインで思いを馳せた日々(大袈裟)
友人が紹介してくれて、そこから虜になったお店です。
お店の方が拘って仕入れたお肉を、1枚1枚丁寧に焼いてくれます。
だからといって、めちゃめちゃ高いわけでもなく、コスパが良いお店でもあります。
ランチは自分で焼きますが、価格も良心的でおすすめ。
6.鳥のかけ橋(焼き鳥)
美味しい焼き鳥も食べたい。渡航前に友人とよく行っていたお店に今回も伺いました。
変わらず美味しく、変わらず賑わってました。
居心地が良いし、何頼んでも外れ無しで、そもそもまずお通しから美味しい。
お通しが時期によって変わるので、それも楽しみの一つです。
写真以外に、山葵と海苔で食べるささみも大好きなメニューです。
人気店のため予約必須のお店。
絶対行くお店 デザート編
7.セバスチャン(かき氷)
かき氷好きなのに寒がりのため、1回につき1杯しか頼めないという(残念。でも寒さが限界)。
更にスケジュールの関係で、今回はかき氷屋さんは1軒しか行けず。
ここのお店は、元フレンチシェフの方がされているお店。
ショートケーキのかき氷と、クレームブリュレのかき氷が人気です。
一見どちらもかき氷には見えないのですが、中はしっかりとかき氷。
その分さっぱりとしていて、ペロリと1人で食べきれちゃいます。
ただ他の味もどれも美味しくて、どれを選んでも外れなしで、毎回どれにするかとても悩ましいです。
余談ですが、バスチーことバスクチーズケーキも販売されています。
8.中村藤吉本店 銀座店(抹茶系スイーツ)
満腹な状態で行ったのを激しく後悔したお店。
元々抹茶系スイーツ好きですが、海外生活をしているとより強く欲するようになりました。
お茶がついてきて、お茶屋さんなのでそれが当然のことながらとても美味しい。
夏だったため、冷茶でした。すっきりとした味わいで、甘みを感じてぐいぐい飲めちゃいました。
(茶葉購入を最後まで悩んだ。今回は既に茶葉購入済みで断念。)
友人によるとパフェがおすすめらしいですが、満腹すぎて2人ともパフェは頼み切れず、少し軽めなものにしてみました。
抹茶アイスも抹茶ゼリーもとても濃厚で、お抹茶を思う存分堪能できます。
お店を出る頃には行列が。平日でも行列ができるので、並ぶのは覚悟していくお店です。
まとめというか余談というか
東京は約1週間程の滞在だったため、食事回数と行きたいお店の数のバランスが合っていなくて、
それでも欲張りな私は無理やり予定を詰め込みました。
が、やはり胃のサイズには限界があり、中々ハード。
それでも折角の待ちに待った一時帰国。しかも初一時帰国。
その時はきつかったけど、今振り返ると頑張って良かったです(おかしな努力の方向性)。
最終日の夕食は流石にギブアップで、最後の悪あがきでスタバの抹茶ラテのみを胃に流し込んだのも良い思い出です。
いつかは来る本帰国。本帰国後はいくらでも行きたい時に行けるけど、約2年ぶりに日本食を味わえたことは、スペインに戻った後も不思議と満たされた気持ちが続いています。
あぁ、あれ美味しかったねぇと夫や友人と話したり、写真を見て思い出したりと、その都度なんとも言えない温かい気持ちになります。
舌が味を感知し、これこれっ!この味!と脳が喜んでいる感覚、自分のアイデンティティに響いたような感覚がありました。
連日自分が好きなお店で好きな人達とお食事をして、またスペインでの生活を頑張ろうってしっかりエネルギーチャージできたのを実感。
美味しいお料理を食べるというのは、ただ食べるだけでなく、心も満たされる事だと今回しみじみ感じました。
コメント
どのお店も気になるし、見てたらお腹空いてきちゃった笑。
そしてとても写真が上手🤳
完全に飯テロだね笑 携帯で撮った写真だけど、そう言ってもらえて嬉しい♡