かなりニッチな話題ではありますが、いつかどなたかの参考になればという備忘録として。
昨年夫が足を怪我して、急遽松葉杖と車椅子が必要になりました。
スペインでどこでそれらを調達できるのか皆目見当つかず、主治医の先生に聞いてみたところ、
薬局ではなく ortopediaにあるとの事(何それ?)。
スペイン語で対応しないとなぁやり取りできるかなぁと腰は引けるけど、夫は自由には動けない体、私がやるしかないので、勇気を出して行ってきました!
無事、松葉杖をゲットした!
病院の近くにもあった車椅子専門店(ortopedia 日本語に直訳すると整形外科。でも病院ではなくお店でした)。
そこに行って、松葉杖(muleta)を購入したい旨を伝えました。
怪我の箇所と身長と体重を聞かれ、
いくつかおすすめ商品を説明してもらって、どれにするか決めるという流れ。
1セット約12€~44€で、価格差はグリップや腕を支える箇所のフィット感クッションの質に違いがありました。
イメージしていた昔からの松葉杖では無く、私的にはちょっとカッコいい松葉杖でした。
夫の場合、お店の方のおススメは2種類。
私がそのどちらにするか迷っていたところ、
病院内で試しに使ってみてもし合わなければ、レシートと松葉杖を持ってきてくればもう一方の松葉杖に買い替える事は可能との事。
(但し、道での使用はNG。お試しとして室内でのみ。)
高いのはより使い心地が良いのだろうけど、約1.2か月の短期間の使用のため、まずは安い方を購入しました。
そして夫に試してもらったら特に痛みもなく問題無かったため、買い替えはせずそのまま使用する事になりました。
車椅子はレンタルしてゲット
松葉杖を購入したお店で車椅子を借りようとしたら、まさかの全て貸し出し中でした。
翌日から使用するため困ったなぁと思っていたら、お店の方が赤十字(Cruz Roja)で借りれるよと教えてくれて、場所まで調べてくれました(有難い、優しい。)。
急いで電話(本当は苦手)をしたところ、私でもわかるスペイン語で丁寧に説明してくれました。
・事前予約は必要無し
・当日からレンタル開始可能
・NIE又はパスポート(身分証明書)原本持参 注意・借りる人と使用する人両方分
・レンタル開始時に30€の支払いが必要(カード払い可)
その後窓口に行き車椅子を借りたい旨を伝えると、あぁ電話くれた子ね!と気さくな対応。
借りに来た本人と使用する人の情報(住所や生年月日等)を記入し、
契約書にサインと30€を支払いが済むと、車椅子の使用方法を説明してもらって完了です。
1か月10€のレンタル料で、1か月で使用終了する場合には車椅子返却時に返金、2か月を超える場合には銀行口座番号をお伝えする必要があるそう。
1か月毎に延長の旨を電話か窓口で伝えるだけで、引き続き借りる事ができるそうです。
(松葉杖も置いてあったので、レンタルもできたかもしれません。)
思ったより安くレンタルする事ができたし、窓口の人達もとても親切で、サクッとストレスなく借りる事ができました。
まとめ
まさかスペインで怪我をする(手術も)とは思ってもいなく、実際その状況になった時はどうすればいいのか全くわかりませんでした。
赤十字や松葉杖等のスペイン語も今回それで覚えたし、沢山の人達に助けてもらって、今まで見えていなかった事が見えて、今振り返ると良い経験になりました。
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